京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集 (ちくま文庫)

水木しげる先生が先日亡くなった。
93歳。



実は「ゲゲゲの女房」とかドラマも流行っていたが見てなかった。
私の中で水木先生と言えば、小さいときに読んでいた漫画の世界。

それが体の何処かに懐かしく甦ろうとするがふわふわで正体がない感じ。
水木マニアの方のように詳しくもないので、その作品がいつの時代とかもわからずじまい。
私の小学生時代(=゚ω゚)ノ、とかではワケわからずだし。(泣)
当時描いて何年も経っていた作品かもしれないのだ。

何かあやしいモノを作って一攫千金を狙う貧乏人とかの話もあったな。
インチキくさいんだけど、その壺に色んなものを入れて「くくく」と混ぜたりするのを妙に喜んで読んでいたのだった。

この記事を上げようと本を探っていたら。
京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集 (ちくま文庫)

コレに出会う。
親切な方がレビューで、収録作品を掲載してくださっていた。

ああ、「海じじい」がある!
Σ(゚д゚;)
即買い、である。

私は今でも、背中、肩、腰が重くて痛くなると「海じじい」にとりつかれた、と言い友人は「?」となっているのである。今度コレを見せてやろう。( *`ω´)
そこかよ。

まぁ、このどうでもいい情報はいいとして。

掟地獄に悩まされる河童の話とか。
おならから出てきた妖精の話とか。
今、思うと非常にシュールで怖かったりなんだけど、ときにシニカルでコミカルでやがて、哀しきだ。
子供心にどこまでわかっていたのだろうか。
でも、理屈ではなく心に映されたその漫画の世界が感受性の中に残っている。

やまびこの話もあった。
男の子が、やまびこの声を聞いて山の奥深くに入り込んでいく。
そこには、足が木の少年がいた。それが「やまびこ」の正体だったのだ。
綺麗な石を見せて男の子を呼び寄せると、それは罠だった。

最終的には、やまびこであった少年は、やってきた男の子と入れ替わる。
「やまびこを返して、こうやってやってくる人を待つんだよ」
そう言って去っていき、男の子は一人山の中に残される。

行ってはいけない山奥に入り、ついに帰れなくなってしまった。

ないだろうと思いながら。
温かな部屋の中でいつしか回りは冷たい風の吹き、暗い木々に囲まれる。
一人で。

遠い遠い、昔の話。
今もどこかにいる自分の。

そんなことを少しずつ思い出しながら、購入したこの本が来るのを楽しみに待とう。

ではでは。








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