マチネの終わりに 

私はこの本に、呼び止められた。
本屋さんで。

本棚や平積みにされたところで、視線をさーっと移していた。
一瞬目に映って残像が残る感じ。通り過ぎていったのだけど、どうしても気になってその本が置かれている場所に戻ってきた。
それがこの本だ。




ちなみに、私がいたのはTSUTAYAの本屋である。

だから、余計にか?

ご存知かと思うけど、コレTSUTAYAのカード。www
tutaya0617.jpg

いやー。
思わず戻って手に取ってしまいました。
著者は平野啓一郎氏。まだ一度も著作を読んだことはないけど、なぜかツイッターはフォローしている。(なぜだ?)第120回芥川龍之介賞をとった「日蝕」が有名なので本のタイトルと著者の名前に記憶がある人も多いだろう。
「小説的視覚実験」をしているとウィキペに書いてあった。それはページの中に、空間や挿絵、章の分け方などで現されている独特のモノらしい。へぇー。

いや、待てよ。
このまるで「TSUTAYA」的な強烈なカラーで人を呼ぶ装丁の彼の案なんだろうか?
むーん。
それで家に戻ってから、本の内容やレビューについて初めて読んでみた。

天才ギタリストだがスランプに陥っている蒔野と通信社記者で紛争地を取材する洋子。
出会った瞬間から深く惹かれ合うが、すれ違いがおきて関係が途絶えてしまう。二人がまた出会える日は巡りくるのか。

と言った内容らしい。
長い時間の物語のようなので、二人が直接どうこうなるのを望む読者にはもどかしいぐらいのようだ。
それでも新聞に掲載されていた頃に夢中になって読んだと言うレビューが多い。
「早く読みたい!でも読んだら終わっちゃう!」
これは、わかる。それぞれ好みが違うが自分が大好きな本と言うのはこうゆうモノだ。


ひょっとしてええんちゃうん?!( ゚д゚ )
(失礼な言い方ですみません。まだ出会ったばかりなので。)


こんな出会いもあるのだ。
本好きは、途中でお腹が痛くなってトイレに駆け込んでしまうほど本屋でうろうろする。(どうも本の紙に印刷されているインクの影響らしい。( *`ω´) )
目当てはあるが、なくても色んな発見をしにいくのだ。理屈ではなくあれば入る。
(トイレじゃなくて、本屋にね。)
出会いたいけど、なかなか出会えない本を求めて。

て、ワケで初平野さんになる予感です。
むーん。

それでなぜか。なぜか、なんですよ。この本のレビューとか終わったら、高校生のときに同級生の様に接していた国語の先生が貸してくれた、辻邦生氏の「時の扉」を思い出した。もう何十年ぶりだろうか。当時なので固くて大きくてブックカバーの箱に入ってたと思う。なんでだろうか。別に話は似ていないと思うんだが。
長い時間の物語とかが、キーワードになったのか?

それにしても。
こういうのがあるので、刺激をくれる本との出会いは、イイ。
本屋も。
でも、ときどき時計を見ながらね。w
ではでは。






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